表示はモードごとに大きく違う

パナソニック ビビ・DXはパワー約59km・オートマチック約70km・ロング約107km、ブリヂストン ステップクルーズ eはエコ200km・オート105km・パワー62kmです。同じ車種でもモードで2〜3倍の差があるため、「最大◯km」だけを見ないことが大切です。坂や荷物が多い人は、強いモードの値を基準にします。

試験条件を知る

パナソニックの「業界統一テスト条件」は、環境温度20±5℃、無風、新品バッテリー、ライト消灯、乗員と荷物の合計65kg、乾燥した平滑な路面、標準空気圧です。JIS D 9115(2026年2月改正)の附属書Dが走行距離の測定・表示方法を定めており、改正原案では平坦路15km/h・4度の上り坂10km/h・下り坂20km/hを組み合わせた「標準パターン」が示されています(測定基準の詳しい解説)。

実際の使い方との違い

試験条件と違うのは、たとえば次のような点です。パナソニックは、走行距離は気象・道路・整備・乗り方・経年劣化などで異なると注記しています。

  • 乗る人と荷物の合計が65kgを超える(子乗せ・買い物)
  • 気温が20℃前後から離れる季節
  • 向かい風、夜間のライト点灯
  • 停止と発進の回数、坂の長さ
  • バッテリーの経年劣化

Whで比べる

容量の比較はWh(電圧×Ah)で行います。ビビ・DXは404Wh、ステップクルーズ eは333Wh、Tern Vektron S10は300Whです。ただしWhが大きいほど走行距離の表示も長いとは限らず、測定方法・制御・回生充電の有無で変わります。

表記の仕方がそろっていないメーカーもある

Ternは「45〜100km」、ADOは「最大100km」と幅や最大値で示し、製品ページに試験条件の記載は見当たりませんでした。測定条件が示されていない値は、他社のモード別の値と同列に比べられません。

相談先・申込先の選び方

販売店で相談するときは、普段の経路で使いそうなモードを伝え、そのモードの公式値で何日に1回の充電になりそうかを確認しましょう。モデル別の公式値はスペック比較データベースにまとめています。

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電動アシスト自転車の購入先の例

走る距離と坂の多さ、置き場所(重さ・折りたたみの要否)、防犯登録と保証を確認して選んでください。

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出典・確認日

確認日:2026年10月12日/参照した公式情報 8件